私たちの活動は2012年に小さな養蜂場からスタートしました。
当初の私は、道の駅や大手スーパー等に蜂蜜の卸販売を行い、
とにかく「いい蜂蜜」を「売る」という事を頑張っていました。
しかし、「いい蜂蜜」とはいったい何でしょうか?味の好みは人それぞれ違い、美味しいかどうかは食べてみなければわかりません。
さらに、お客様の多くは普段蜂蜜を食べない方がほとんどで、「いい蜂蜜」がどういうものなのかを、伝えること自体が非常に困難でした。
お客様と接していく中で、本当に重要な事は我々の考える「いい蜂蜜」を「売る」ことではなく、まずはお客様に「蜂蜜の良さ」を知っていただくことであり、なによりもその「きっかけ」を作ることだと感じました。
そこで私たちは、見学のできる蜂蜜直売場「はちみつ工房」をオープンさせました。
その直売場というのも、予算の都合により山奥という立地の悪さに加えて、雨漏りは当たり前のボロボロな建物でした。
しかし、お客様が蜂蜜に興味を持っていただくために、自分たちで行えることは全てチャレンジしました。「ミツバチの生態観察」「蜂蜜の採取体験」「蜂の巣ごと食べる」等の、普段では絶対にあじわえない体験を通して、お客様が蜂蜜に触れるきっかけを提供しました。その結果、徐々にファンの方も増え、年間来場者数10万人を達成することができました。
現在は移転し、お店も見違えるようにキレイになり、多くのお客様により満足していただけけるようになりました。
しかし、こうした今でも、はちみつ工房の当初から持つミッションに変わりはありません。お客様に「蜂蜜の良さ」を知っていただく「きっかけ」を創る、このシンプルなミッションに全力で日々取り組んでいます。
2024年年1月、私たちは、新たな目標を掲げました。
目標は、『日本で一番、蜂蜜を楽しめる会社へ。』です。
なぜ、この目標を掲げる事になったのか…それは、はちみつ工房のミッションを達成するためには、より蜂蜜を楽しめる会社にする必要があると感じたからです。
この目標は、「言うは易く行うは難し」のことわざを体現したかの様な目標であり、正直なところ2024年現在のはちみつ工房は「日本で一番、蜂蜜を楽しめる会社」ではありません。
「日本で一番、蜂蜜を楽しめる会社」になるには、商品力・商品数・お店作り・体験・デジタルコンテンツ・規模・認知度・職場環境etc、全てがまだまだ未完成であり成長が必要だと感じています。蜂蜜を通じてお客さまに、プレゼントを開ける時のようなワクワクをお届けする、そんな会社にしたいと考えております。
是非、このメッセージを見て「面白い」「参加してみたい」と感じた方がいらっしゃいましたら、その想いと力を胸に、はちみつ工房でぜひ一緒に働きましょう!
2012年
創業
2013年
旧店舗はちみつ工房オープン
2016年
養蜂場の拡大
2017年
年間売上1億円到達
2020年
コロナパンデミック
2021年
観光施設「はちみつとミードのはちみつ工房」をオープン
2021年
年間売上2億円到達
2022年
年間売上5億円到達
2023年
年間40万人に来店する観光施設に成長